現在PC向けに開発が進められている新作アクションRPGブループロトコルですが、1番気になるのがCS機(家庭用ゲーム機)への対応。(Nintendo switch, SONY PlayStation4など)
現在公式では何も明言されていませんが、プレイ人口が売り上げに直結するMMORPGにおいてCS機に対応しない事はあまり考えられません。
しかしながら、ゲームパッドなどの開発状況から察するに後回しになっている感が否めないのも事実。
ということでブループロトコルが今後プレイステーション4,またはプレイステーション5に対応するのか、スペックや過去の事例から考察してみました。
(PCとかよくわからん!という方は結論から読んだほうがいいかも)
CBT推奨スペックからの考察
PS4,PS5の性能とブループロトコルCBT推奨スペックを比較する事である程度予想する事ができるはずです。
今回は推奨スペックの中画質設定を基準と考えて考察しました。
CBT推奨スペックがこちら↓
低画質 | 中画質 | 最高画質 | |
CPU | Core i3-4340 | Core i5-3330 | Corei7-7700 |
GPU | GTX660(2GB) R7 370(2GB) | GTX960(2GB) R9 380(2GB) | GTX 1060(6GB) Radeon™ RX580(8GB) |
メモリ | 8GB | 8GB | 16GB |
空きストレージ | HDD20GB | HDD20GB | SSD20GB |
解像度 | 1280 × 720 | 1920 × 1080 | 1920 × 1080 |
PS4は微妙、PS5は余裕
PS4、PS5のスペックは
PS4(初期型): AMD Jaguar (1.6GHz)×2( Core i5-2500K相当?もっと低いかも)、GTX660ti~GTX1050相当、HDD
PS5(予想): Ryzen Zen2 8 コア/16 スレッド、 Radeon RDNA 、SSD
これらをCBT推奨スペックと比較すると、、
PS4は中画質設定アウト、
(CPUは専用パーツであることを考慮しても低画質設定のi3-4340以下かも)
PS5が余裕でクリアだと言えます。
PS5に関しては一部予想にすぎないのですが、十分最高画質でも遊べるスペックだと思います。
アニメ調グラフィックは画質を落としてもキレイ
ブループロトコルの最大の特徴はアニメ調グラフィックにあります。

PS4に対応するには画質を下げる必要がありますが、アニメ調のグラフィックは画質が悪くても映像をそこそこキレイに保てるんですよね。
実際CaTでは画質を落としたとしてもそこまで不快に感じる事は無かったです。
(YouTubeに上がってるCaTの動画を低画質で見てみるとわかりやすいかも)
他のMMORPGの事例から考察
有名な国産MMORPGといえば、DQ10、FF14、PSO2の3つです。
対応ハードや時期についてまとめました↓
DQ10 | FF14 | PSO2 | |
サービス開始 | 12年8月( | 10年9月(PC) 13年8月(PC, | 12年7月(PC) |
推奨スペック | 低い | 高い(GTX 970以上) | 高い(GTX 1050以上) |
PS4(13年11月) | ○ | ○(14年4月) | ○(16年4月) |
Switch | ○ | × | (○) |
Xbox | × | × | ○(予定) |
その他 | ブラウザ版、(3DS)、 | (スマホ、PSvita) |
※打ち消し線を入れているのはスペック不足等でサービスが打ち切られた物です。
※クラウド版や動作がPCと明らかに異なる物は()に入れました
※FF14は元々クソゲー過ぎて一度作り直したという歴史があるため旧と新生で分けています。
一般的にGTX1060>GTX970>GTX 1050なので、ブループロトコルはこれらのゲームと比較しても最も要求スペックが高いです。
この表から分かること
- DQ10は4ヶ月後にWii Uが発売されるにもかかわらず、Wiiでサービス開始している。(Wiiの普及率が非常に高かった、DQ10の要求スペックが低い、DQ10自体が開発に約8年かかった等の事が関係しているためあまり参考にならないかも)
- 新生FF14も三ヶ月後にPS4が発売されるにもかかわらず、PS3に対応している。(実際は旧FF14で対応する予定だったのが遅れただけだと思いますが。)
- 新生FF14がPS4に対応するのにサービス開始から半年かかっている(ひとつの目安にはなるかも)
- PSO2はPS3に対応しなかった。(理由はよくわかりませんでした。)
- どのゲームも次世代ハード(ps4)に完全移行している
FF14はPS4でも快適
FF14は現在PS4でも安定して快適に動作しています。(画質は落としていますが)

つまり低~中画質設定レベルなら最適化次第ではブループロトコルもPS4の性能で十分遊べちゃうのかな?とも思うのですが、
FFは最初(新生エオルゼア)からPS4でも遊べるように開発されているのに対し、ブルプロは現在PC向けに開発している、という違いがあるためなんとも言えません。
※追記
調べた所、CPU性能の低いPS4でもプレイ出来るようにGPU依存度を調整したり、演算系の読み込み範囲を調整しているみたいですね。ブループロトコルがFF14レベルで動作するのは無理かも。
アップデートの存在
ネットゲームはアップデートや追加パッケージの度にハードの必要スペックが高くなっていきます。
PS4でサービスを開始したとしても、性能ギリギリのPS4ではすぐにアップデートに耐えられなくなる可能性が高いといえます。
FF14では運営が「PS4のスペック不足が服のカラーバリエーション等において足を引っ張っている」と公言してしまう程ですので、ブループロトコルがPS4でサービスを開始したとしても、多方面で足を引っ張る可能性が高いです。
(ブループロトコルにおいても、PS4のプレイヤーが足を引っ張っているとヘイトが向くのも時間の問題。)
PS4 pro単独リリースは無い

PS4proの場合を考えても、ソニーが「PS4pro専用ソフトが登場する事は無い」と公言している以上PS4pro単独でのサービス開始の可能性は無いと言えます。
PS5の後方互換性

PS5はPS4への後方互換性があると発表されています。(全部が遊べるかは分からない)
つまりブループロトコルがPS4に対応していれば、そのままPS5でも遊べるんですよね。
開発陣としてもPS4に対応してしまえばしばらくの間はPS5に最適化する必要が無いため、PS4に対応する事はメリットが大きいと言えます。(しかしながら、PS5の性能を最大限活かすには何らかの調整は必要だと思われます)
対応する時期
ゲームの発売時期やCS機への対応時期には経営戦略的要素が大きく絡んできます。
よくあるのはプレイ人口が減ってきたり株価が下がったらCS機への対応や海外展開を発表して期待感を煽るといったやり方です。(さすがにここまでは個人では考察しきれませんが)
もう一つ大切なのが20年秋~冬に正式サービス開始となると思われるブルプロは、開発リソースが足りていないということです。
旧FF14の失敗を鑑みるに、ゲームをまともに遊べるようにするのが1番大事な事だと思います。また、サービス開始直後になだれ込んでくるMMO難民達の心を掴むためにはCS機の対応を後回しにせざるを得ないでしょう。
よって過去の事例や、開発リソースの不足から少なくとも正式サービス開始後半年~1年以上はCS機に対応しないと思われます。
PS5の販売数とPC版の人口が鍵
結局の所、PS5がどのくらい売れるか、という事とPC版ブループロトコルがどれだけ普及するかが鍵になってきます。
PS5が普及しなければその分後回しに 、PCの人口が予定より少なければPS4を含めたCS機への対応を最優先にする必要が出てくるためです。
結論
スペックや過去の事例から見てPS5に対応する事は間違いない。(言い切って大丈夫かな、、)
PS4については
- PS4に対応する可能性はある
- 早くても半年~1年以上はかかる
- 低~中画質が限界
- すぐにアップデートに付いて行けなくなる→PS5に完全移行する
といった事が考えられます。
まとめ
こんな中途半端記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。
なんとも微妙な結論になってしまいましたが、個人的にはPS4も15%ぐらいあるかなと思っています。(ご指摘頂いて調べ直した結果、40%から15%に下方修正しました笑)
情報を集めるのに苦労しましたが、その分信頼性のある記事だと思って頂けるとありがたいです。
以上!PS4、PS5の対応を考察してみたでした!!