FF14やブループロトコルのようなMMORPGは、
スキルを沢山キーに当てはめて使用するため、マウス自体のボタンが多い方が格段に有利です。
MMOマウスを使えば左手を常に移動キーに手を置きながら、十数個のスキルをマウスのボタン操作のみで使用する事ができるため、普通のマウスより快適にプレイできます。
ということで今回は有名メーカーのMMOマウスを3つご紹介します!
MMOマウスとは
MMOマウスとは、このように十数個のボタンが付いたMMORPGによく使用されるマウスのことを差します。

それぞれのボタンにキーボードを自由に当てはめる事ができるので、MMORPGでは特に重宝します。
キー割り当ては自由に切り替えや設定ができるので、事務作業などでもとても便利に使う事が出来ます。
他のゲーミングマウスと比べると重いですが、ストレスを感じる程では無いのでFPSで使用しても問題はないです。
12×7.5×4.2程度のサイズがあるので、手の小さい人には不向きかもしれません。
Logicool G600t
ロジクールが発売している、MMOマウスの定番です。
箱にはG600と書かれていますが、中身はちゃんと改良版のG600tが入っています。
(G600と比べてホイールとクリック感が改善されたらしい)

スペック一覧
全ボタン数 | 18(20) |
サイドボタン数 | 12 |
チルト機能 | ○ |
RGB | ○ |
ホイール堅さ | 普通(少しかため) |
サイズ | 11.8cmx 7.5cm x 4.1cm |
最大解像度 | 8,000dpi |
重さ | 133g(調節可) |
価格(税込み) | 5,700円 |
底面はほぼ凹凸が無く、ツルツルしているので普通のマウスより良く滑ります。
133グラムとかなり重いですが、底面をヘラ等で外して重りを取ると軽くなります。

凹凸のあるサイドボタン
サイドボタンにはそれぞれ傾きがあります。

G9~G14は親指の腹で、
G15~G20は親指の関節の少し下辺りで押します。
G15~G20は慣れるまではかなり使い難いですが、慣れると他のMMOマウスよりミスタッチが減ります。
チルトホイール
ホイールはチルトとクリックが可能です。(チルトとはホイールを左右に傾けて入力する機能のことです)
使い慣れていないとホイールを傾けた際に側面ボタンを押してしまう事がよくあります。
ホイールの堅さは普通~ちょっと堅めで、一つ一つ止めたい場合でもしっかり止まってくれます。
ホイールのクリック音だけ「パコッ」とクソデカい音がしますが、それ以外は普通のマウスより静かな方です。
G-Shift機能
右側のG-Shiftボタンで側面ボタンを2種類の設定に切り替え出来るため、側面ボタンに24種類のキーを割り当てる事が出来ます。
正直そんなにいらない気もしますが、キーを沢山使いたいという方には最強のマウスです。
マウス感度切り替え
ホイール下のG8ボタンでDPI(マウスの速度)を250~8200dpiまで切り替えることが出来ます。
この数値は専用ソフトで設定する事が出来ます。
RGBバックライト
光り方やキー割り当てはロジクール共通のソフトで自由に設定出来ます。
光るのは側面ボタンの文字部分のみですが、光り方は強めで発色も良いです。
こんな人におすすめ
- 安く済ませたい
- ロジクール製品に慣れている
- シンプルなデザインが好き
- 12個以上のキーを割り当てたい
- 軽いクリック感が好き
- クリック音は静かな方が好き
Razer Naga Trinity
Ryzerが出しているMMOマウスになります。
2,7,12ボタンの3種類のサイドプレートを取り外しできるのが特徴です。

全ボタン数 | 18 |
サイドボタン | 2,7,12 |
チルト機能 | × |
RGB | ◎ |
ホイール堅さ | やや堅め |
サイズ | 11.9cm×7.4cm×4.3cm |
最大解像度 | 16,000dpi |
重さ | 120g |
価格(税込み) | 11,500円 |
120グラムと600より比較的軽いですが、重りの取り外しなどは出来ません。
Ryzerのメカニカルスイッチが搭載されているため、クリックが比較的重く、音も少し大きいですが、耐久性は抜群です。

付け替え可能な3種類のサイドプレート
2,7,12ボタンの3種類のサイドプレートを付け替える事が出来ます。
簡単に取り外しできますが、プレイ中に間違って取れるといった心配は無いです。
側面ボタンは角度が全体で統一されているため、G600より押しやすいです。
これ一台だけあればFPS用にマウスを買う必要が無いので、FPSをプレイする方におすすめです。
RGBバックライト
ホイール、サイドボタン、ロゴの光り方が専用ソフトで調節可能です。
ピカピカに定評のあるRyzerなので、
光り方もG600より細かい調節が可能です。
普通のマウスに近い形状
大きさは他のMMOマウスと変わり無いですが、普通のマウスに近い形状をしているため持ちやすいと感じました。
こんな人におすすめ
- Ryzer製品を使っている
- FPS等のゲームにも使いたい
- 光り方を自由にカスタムしたい
- 持ちやすい形状が好き
Corsair SCIMITAR PRO
コルセアが出しているMMOマウスです。
ガジェット感のあるデザインが特徴です。

全ボタン数 | 17 |
サイドボタン数 | 12 |
チルト機能 | × |
RGB | ◎ |
ホイール堅さ | 柔らかめ |
最大解像度 | 16,000dpi |
サイズ | 11,94cm x 7,7cm x 4,24cm |
重さ | 147g |
価格(税込み) | 12,200円 |
メカニカルスイッチ搭載のため、
クリックが重く音もかなりうるさいですが耐久性があります。
2種類のカラーバリエーション

黒と黄色の2種類のカラーバリエーションがあります。
サイドボタンの位置調節機能
サイドボタンの位置を最大8mm調節する事が出来ます。

他のMMOマウスでは親指の位置が合わない方におすすめです。
サイドボタンもメカニカルスイッチなため、重いクリック感でカチカチと音が鳴ります。
他の2つのMMOマウスと比較しても、ボタンが平らな(凹凸が無い)のが特徴ですが、
ザラザラのボタンとツルツルのボタンが交互に配置されているため押し間違いには配慮されています。
RGBバックライト
LEDバックライトが、ロゴ、スクロール、フロント、サイドの4カ所に付いています。
ソフトが使いにくく、設定が難しいですがG600よりも細かい設定ができます。
自動チューニング、マウスリフト検知、アングルスナップ機能
マウスパッドの表面をスキャンし、センサーの状態を自動的にチューニングしてくれます。
マウスリフト検知機能ではマウスを持ち上げる高さによって、センサーのトラッキングを止めてくれるので、誤操作を防ぐ事が出来ます。
アングルスナップ機能は、マウスの動きが直線的な軌跡を描けるように自動的に補正を掛けてくれます。
自分的にはどれも特に必要のない機能ですが、外出先で使う時にマウスパッドが合わないといった事故を減らせるかもしれません。
こんな人におすすめ
- 手が小さい
- 親指が小さい
- ガジェット感のある見た目が好き
- 多少うるさくても音が気にならない
- 自動チューニングを活かして別環境でも使いたい
結論
以上3つのMMOマウスを紹介しましたが、個人的な意見としては
圧倒的にG600がおすすめです。
特にG-Shift機能とホイールのチルト機能、静音性、この3つは他のマウスにはありません。
値段が安いのも良い所ですが、クリック音が嫌いな私は同じ値段でもG600を選びます。
特にこだわりが無いならG600にしたほうが良いと思います。
3000円程度の安い中華製のMMOマウスもありますが、ゲーミング性能と耐久性を求めるならしっかりとしたメーカーの物をおすすめします。
しかしながら実務レベルでも多ボタンのメリットは計り知れないほど大きいので、多ボタン機能が欲しいだけなら安いもので済ませるのもアリだと思います。
まとめ
今回は代表的なMMOマウスを3つ紹介しました!
Twitterでマウスに関する質問が多かったので書いてみました。
MMOマウス以外の多機能マウスだとG502なんかもおすすめです。
多機能マウスはボタンに慣れるまでに時間がかかるので店頭で試してみる事をおすすめします。
MMOマウスに左手デバイスを合わせれば最強(過剰)環境のできあがりですね!
ということでその内左手デバイスについての記事も書こうと思います。
めっちゃ読む人限られそうですが、CBT後はG600と左手デバイスのスキル配置等の記事も書きたいですね。笑
最後までお読み頂きありがとうございました!